【ブログ】建築図面の製本の仕方
こんにちは。ハウスINハウス松本店のSUNRISEの戸田です。
社内で事務関係のお仕事している社員から設計士に相談がありました。
『図面の製本の仕方!』
とおーい昔の記憶がよみがえりました。
最初の建築の仕事は住宅の確認申請など、申請の為の図面を毎日作る事でした。
その頃の図面はほとんどがA2サイズの青焼き図面です。
(図面お借りしました)
官庁関係など大きな建物の図面はもっと大きく、A1サイズにもなります。
申請する時にはその図面をA4サイズにたたみ、広げて見れるようにします。
多少人により違うと思いますが閉じたまま見られるように独特なたたみ方をします。
昔の確認申請をお持ちの方は是非広げてみてくだい。
工事にかかる時にはその図面を現場で使うために製本します。
住宅の場合は図面の枚数も普通そんなに多くはありませんが、
意匠図や構造図面等多くなると枚数も多く、
設計事務所のA2の図面など製本は専門店にお願いしていました。
きちんと裁断されきれいな製本図面は丈夫でした。
今はほとんどの書類がA3サイズになっています。
ですからほぼ図面を作った担当者が製本をします。
その製本を事務職の方が初めてしようとしていた訳です。
早速当社設計士による製本の仕方講座が、ミニチュアサンプルで始まりました。
先ずはA3サイズを内側に2つ折りします。
この時に角がピッタリきれいに折れればほぼ成功したようなものです。
そして紙の裏面どうしを合わせて軽く糊付けします。
この時皆さんクリップ止めをされていますね。
そして表紙と裏紙を付け背表紙に製本テープを張れば完成なのですが。
この作業、妙に熱中してしまいます。
私は実家が印刷屋だったせいかキレイに裁断された紙の面が好きなので、とにかくきれいに揃える事に集中します。
製本の仕方も人それぞれかもしれませんが、
キレイに製本できると何となく気持ちの良いものです。
当社設計士は製本図面の中にメモ用の白紙を付けていました。
流石です!
こうして図面の完成の仕上げとして製本され現場で建物が完成していきます。
新しい製本図面を手にすると『さあ 始まるぞ』という引き締まった気持ちになります。
まあ私の場合は表紙や裏表紙にメモ書きだらけの汚い図面になっていくのですが、
お引渡し後はそれも含めて大切に保管しています。
今日は建築あるあるの製本編でした。
新築も
お庭造りも
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